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155 旅立ち


今年 令和3年2月 コロナ化の中 


父が 持病である 肺の病気で


入院する事になった 


苦しむ父に 会う事も許されず 


月日が経ち 2月.. .3月が過ぎ


4月5日の事 


病院から危篤の連絡があり


最初で最後の 別れを許され 


病院に車を走らせた 


久しぶりに会う父の顔は 変わり果て


心が 切り裂かれる 思いて゛


これが 意識がある最後と思い


伝えられるだけの気持ちを ぶつけた


すると 母 家族に会えた父は


もう一度生きたいと


最後のがんばりを 見せた


もう治ることもない 


家に帰ることもない


そんな父のがんばりは 


とても とても切なく


そばに居てやる事もできない辛さに 


心が引き裂かれそうな 


何日かが続いた


そして 4月14日 


2度目の危篤の連絡で


病院に向かった 


父の呼吸は もう聞き取ることが


出来ないほど 弱く


それでも 父はがんばった


そばに居るのが 苦しくて 苦しくて



そして 日付が変わり

 

4月15日 5時21分 


78歳で天国へ旅だった


家族にとって 苦しみ がんばる父に


会えない苦しさは もう.


今は 1日も早い 


コロナウィルスの終息を


心より 願っている


父よ  どうぞ 安らかに





 

 



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